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絶望した側が戦いに勝つことがよくある

ヴォルテールの言葉だそうです。
白石一文さんの「どれくらいの愛情」という著書の中で、主人公たちが触れています。
絶望とは希望の種のようなもの。
業や因縁のようなものを、断ち切る意志力とか覚悟を得られるとき。
絶望したときこそ、カルマを解消するチャンスなのだというような内容でした。


絶望するということは、これまで自分のしてきた言動の結果、全てが絶たれるということ。
だからこそ、古きを断ち切り、新しい価値を求め、生まれ変わるをチャンスを得ることができるのではないかと私も思うのです。


絶望って、真っ黒だと思っていました。
でも実は違って絶望って、色にしたら真っ白なのかなと思います。
果てのないドロドロまとわりつく何かではなく、全て無くした虚無感、温度のなさ、そんなようなものに感じるのです。
きついけど、そこで諦め、留まり続けたら試合終了。


傷ついて、疲れ果てて、一時期そこに止まってもいい。
だけど、これまでの自分に自己嫌悪するんじゃなく、「やり方が違っていただけ」だって笑って立ち上がりたい。
辛いことがあった時によく力をもらう言葉です。