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やってはいけない老後の資産運用

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ファイナンシャルプランナーの、いわきみずほ先生著です。
老後2000万問題が表面化(年金額なんて元々そうだったけど、みんな知らんふりしていてただ、表に出ただけですよ〜)してから、資産運用とか色々取り沙汰されるようになったと思うのですが。
色々な情報が飛び交う中、「やってはいけない」に特化しているのが面白くて手に取ってみました。
私自身、我が家と個人資産の運用をしています。
我が家資産は老後資産まで準備することを目的に、個人資産についてはお小遣いを増やすことを目的にしています。
目的が大きく違うため、とる戦略は全く違いますが、いずれにしてもリスク商品は「一般的に」、50歳以降のコントロールが取り沙汰されるため、そろそろ出口戦略が気になっていました。


この本、大変面白く拝読いたしました。
「やってはいけない」定石は、金融機関に頼らない、保険商品に頼らないなどは既に語られ尽くされている感はあります。
その辺も記載はされていますが、「個人のお金の相談に乗るプロ」についてのリスクがかなり詳細に書いていたのは興味深い。
岩城先生は、証券会社や保険代理店から手数料をもらって活動する FP じゃないために言えることなんでしょうね。
その他資産防衛の仕方。
老後資金がいくら必要かの計算方法など、なかなか勉強になりました。
私自身この本を読んでから、生命保険を解約するために、主人が今なくなった時にどれぐらいお金が足りなくなるかも再計算をしましたし。
刺激を受ける内容でした。


内容は五十歳を過ぎたらやってはいけない投資とか、色々あるんですけど。
若い方でも、結局やっちゃいけない事ってほぼ変わらないので、とても参考になる本だと思います。
私的には★5つです❤️