経バナCafe

経バナ(経済バナシ)と読書とハッピーを♪

iDeCoとつみたてNISAで思ったこと

年末からファイナンシャルネタが多いのは単純に、わがやの決算業務時期に由来します。

つまり今ばたばた評価中なので、思うことが多いわけです。

前につみたてNISAの講座をやったことがあるので、比較のためにiDeCoと一般NISAと表なんかを作ったことがあります。

今回は単純に、それ以外の面で感じたこと。

 

つみたてNISAは、本気でつみたてしかできないのがきっついな~。

わかってたことなんですけど、やってみて実感しました。

iDeCoの場合、例えば今海外株商品を買ってたとして、現在かなり評価額がいいのでいったんリスクのない商品へスイッチングするとします。

で、ふたたび海外株商品の評価ががつがつ下がってるときに、一気に買いなおす。

そうすると、口数がたくさん買えるので、その商品がふたたび評価額があがったときに一気に利益があがります。

(もちろん、評価が下がり続ける商品を買っては、これはできないんですけど。)

キホン積立なんだけど、一括運用に近いことも可能なわけです。

なので、やり方とかやる気によっては利益の上がり方はかなり変動できるチャンスはあります。

 

でもつみたてNISAって、いったん利確しちゃうとそれは現金にしかならんわけで。

つみたてNISA枠じゃなくなっちゃうんですよね。

ホントにつみたてでしか枠が確保できない。

だからこそ、ある程度運用に知識のない方でも、おだやかにすこしずつ利益を狙っていけるということなんですけどね。

この二つの運用形体、なのでやり方とやる気さえあればがっつり利益を狙えるのはiDeCoでしょう。

 

一方でiDeCoは口座管理料とかがかかるんですよね。

私は安い所を調べて、結局SBI証券でお世話になっていますが、それでも年間2000円強かかります。

一度始めたら、iDeCoは60歳まではやめられませんから、40歳で始めたら20年分、つまり4万円強~5万円位ははっきりと費用がかかる。

お勤め人の場合は、所得税と住民税の減税効果があるので、それを考えたら安いものなんですけど、私の場合はそのうちおうちでゴロゴロ生活するかも。

そうすると減税メリットはないですからね~。

一方でつみたてNISAは、運用中の手数料はかかるものの、口座管理料みたいなのは取られません。

 

つまりどっちがいいんだろう、って思ったんだけど。

私の場合は始めちゃってるので、もし資金繰りが悪くなってどちらかを優先することになったらiDeCo優先でマックスに入金していきます。

一度入れたお金は、運用に使えますから。

(逆におろせないので、本気で資金繰りが悪い場合はiDeCoにがんがん入れるのはやめましょうということになりますけど。。。)

そしてiDeCoにリスクが高い商品を最優先で配置します。

リスクが高い=儲けもでやすい商品=一括運用に近いこともできるiDeCo(DCでもOK♪)向きと考えるからです。

 

ただ、iDeCoをまだ始めていない方の場合はケースバイケースかなとは思いました。

下ろせないってデメリットもあるし、例えば専業主婦の方なんかだと所得税や住民税の軽減メリットはありませんから(収入自体ないから軽減する税金がないということ)口座管理料とか、ムダな経費といえなくもないし。

自分が買いたい商品があるなら、減税メリットは享受できるからアリだけど。

てなことをつらつら思いました。。。