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決算結果の分析について

なんとなくわがや決算が固まりました。

まあ、税理士さんがやる法人の本物の決算みたいにきちんとしてないので、いっそゆるゆるなので、なんとなく自分が納得できれば「固まった」といえるんですけど。

わがやの場合、主な資料は月ベースの家計簿、損益計算書貸借対照表です。

年末からわーわー騒いでたのは、そのうちの「貸借対照表」部分です。

家計簿と損益計算書は、家計簿入れると連動してデータが出るように私が作成してますので、基本きちんと家計簿をつければ形としてはできあがっています。

 

ここから行うのは、分析。

私は以下のようなことを中心に見ていきます。

①1年間の収支

⇒損益計算者上の費用=年間収入ー去年1年間の資産増減額(貸借対照表の2019年と2018年残を比較すればでます)がそこそこ一致するかのマスチェック

損益計算書からイレギュラー値チェック

⇒費目ごとに月を見ていき、通常月より過大な月がないかチェック。

 発見した後で家計簿の該当箇所をみて、理由を確認します。

 損益計算書の下の方に、理由をわかるようにメモしておきます。

 単月ベースでの損益もチェック。

 収支が合わない月の家計簿を見て、理由を確認します。

 

①②のようなことをして、全体的な評価をします。

年間収支については、損益計算書貸借対照表、異なる資料から別の計算をして一致確認。

これは作成資料に何か間違いや漏れがないよね?という確認も兼ねています。

今は運用資産の評価額も関係するので、必ずしも一致しないのですが、基本的には収入から今年使った額を引いたら、今年の増減額になるはずですからね。

月ごとのチェックは、もう少し詰めます。

全て家計簿詳細を見直すのはきついので、全体からイレギュラー値をあぶりだし、そこを重点でつぶす。

最終的にそれを分析することで、今年どういう理由で収支バランスが崩れ、今年特有のお金の使い方がどんなものかがある程度分析できる。

これは、だいじなことだと思うのです。

 

基本的に、私が家計管理するうえで大切と思っているのは、イレギュラー出費の管理。

イレギュラーにするから、月の収支バランスが崩れるわけです。

ならば定常に組み込めばいいという考え方でいるので、わが家は子供の通信教育の年払いや車関係費等出費が大きく、計画が立てやすいイベントは月毎に引当しています。

現金がないわけじゃないので、そんな面倒なことをしなくてもいいんですが、どうしても月の収支バランスが崩れると全体の影響が見にくくなるので。

あとは、イレギュラー含め、結局わが家の支出なので定型におとしておきたいかなあ。

 

分析結果は、気が向くと損益計算書の一番下に「総括」としてまとめます。

まとめておけば、数年後に振り返った時に、その年との特異点がすぐにわかるので。

ここまでやらなくてもいいと思うけど、家計簿をつけているお家は、つけただけでなくて必ず「分析」はしてほしいと思う。

結局家計簿をつけただけ、ではあまり意味がない。

それを分析し、何にどれだけお金を使っているのか、どういう理由で出費しているのか理解する。

家計管理として役立つのはもちろん、自分たちが何を大切にして、お金を使っているか理解できるから。

あるいは、大切なものはこれなのに、そうじゃないものにお金を使っていると確認できるから。

 

結局のところ、お金は目的じゃなく手段。

大切なものにたくさん使い、結果人生を終えるまで幸せに残っていればいいだけのこと。

お金行動を知って、自分のたいせつなものを知るというのもたいせつなんじゃないかなと思います。