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ポートフォリオは家計全体で考えよう

こないだ「年イチ資産リストの締め月について」で、締め月は12月末おススメですとお話しました。

それがメリット1で、今日はその2、かな。

運用計画の基礎資料とすることができる。

よく、DCやiDeCoをやるときに「ポートフォリオ」が言われます。

ただこれ、DCやiDeCo単体で考えてもあまり意味がないんですよね~。。。

運用商品に手を出す理由って基本的に「わが家の資産を増やすこと」、ですよね?

そしたらポートフォリオを考えるのは、わが家全体の資産に対してが正解のハズ。

私の運用をちょいちょいネタにしてますが、ワタシ基本的につみたてNISAは大半海外商品で、ダンナDC商品の選定も私がしてますが、基本海外商品オンリーです。

ものすご~くキケン、ですかね?

実はそうでもない。

資産全体における「運用商品」の割合が、低いからです。

資産の大半が安全資産のなか、一部にリスクを集中させても全体のバランスがものすごくリスクが高いわけじゃありません。

その手が「正解」か、は別として(笑)

 

繰り返します、DCやiDeCo単体でポートフォリオに悩んでも意味がないんです。

わが家のトータル資産を把握し、トータルでの運用計画が必要。

例えば金融資産1000万あるおうち(うち100万はDC)で、1割は海外の株商品を買おうと思っているとします。

そしたらその1割=100万はすべてDCに落とし込むのが多分、正解。

DCやiDeCoは税制上のメリットがあり、儲けが多いほど取られる税金をタダにしてくれるから、金融資産中一番リスクの多い商品をつっこんでいくのが節税です。

なのにDCの中だけで無難にポートフォリオ組んで、別枠で海外商品買うとか、もったいないと思うのです。

 

で、その判断をするのに必要なのは、当然全体の金融資産状況。

銀行口座や株・投信・保険商品等どの資産クラスにいくら残高があって、金融資産全体がどれだけあるのか。

その金融資産全体に対して、どのように運用計画を立てるかが必要になります。

 

だから、資産状況の把握って結構ダイジです。

運用を積極的にする人ほど作ってほしいと言えますね~。