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シゴト上の「改善」

シゴトシリーズ(笑)

私がトヨタの考え方で一番好きなのは、これですね。

PDCAの回で書いたのですが、結局いい仕事をするのに大事なのって改善し続けることだと思うのです。

今がいちばんと奢ったとき、仕事でも、人生でも必ず成長は止まります。

むしろ後退していくといっていい。

優れたプロに共通するのは、学び続けること。

たえず知識を最新に更新し、何からも誰からも学ぶこと。

それには結局のところ、「改善」という名がつくのだと、私は思います。



自分が気をつけているのは、業務を行ううえでの快適さや違和感。

シゴトに快適さって、なんかフシギなんですけどね。



私の感覚として快適でない、あるいは違和感がある場合、そこに何か改善の余地があります。

その感覚をなんとなく流さず、それこそ、なぜを5回繰り返しつつ違和感の正体をつかみ、正体に合わせた改善を行うようにしています。

大事なのは、真因に気づくこと。

真因に気づけないと、改善も浅くなり抜本的な解決にならないから。

 その時真因にたどり着いたかの判断基準。

なんというか、あるべきところにある、カンジかなぁ。

もっとできる人なら、違う感覚だったり、論理的に語れるのだろうけど。

私の場合は改善が必要な案件も、改善後のレベル確認も、処理の快適さや違和感のなさを重視してます。



いちばん尊敬する上司と仕事をしたトキ、必ずつっこみが入ったのは、自分の感じた違和感をなんとなく流して決裁に行ったトキでした。

繰り返すコトで、この感覚はなあなあにしてはいけないものだと理解しました。

別に楽をしようとしたわけではなく。

ただ自分の感じた違和感にただ鈍感で、なんとなく受け流しただけ。

でもこれこそが、改善の根だったのね。

気づけてから、改善すべき事案の正体はわかりやすくなりました。



今が最適でない基準は、自分が快適に業務を行えるかにある。

そう気づかせていただけた、敬愛する上司(元、ですけど)は、本当にすごい方だなとまだまだ尊敬中なのです。