大炎上のフシギ
今、老後に2000万、3000万不足するという話で、ちょっと大問題になっています。
私の正直な感想は、「昔からわかってたはずのことなのに、なんで今さら?」。
年金が危ないのは随分前から言われている。
漠然とみんな、年金だけで暮らしていけないことなんてわかってたはず。
ネットではいくらでも、老後いくら必要かなんて議論が交わされていたわけです。
今のモデルでさえ、もらえそうな年金に対して実際の暮らしにかかる金額は月10万程度は不足する可能性があると言われてます。
月10万×12=年120万×20年生きれば・・・誰でもわかることのはず。
漠然とした不安のまま現実を突きつけられると激しく動揺する
私はハタチそこそこで、自分の老後が心配になった超ヘタレです。
社労士の勉強をするにつれ、日本の年金問題を現実に知ってしまったらもう不安で仕方がない。
で、どうしたか。
第一段階・・・現実逃避です>_<
不安すぎて、現実を見る力がない。
何をどうしていいのかもわからない、もし自分が努力しても老後に必要な資金が準備できないという結果だったら・・・そんな恐怖に似た不安で一歩も動けない状態でした。
だんだん、「漠然とした不安の種を明らかにしていくことで、不安を解消できる」ことに気づき、我が家のファイナンシャルプランを自力で組むことを始めます。
その過程で、心配で勉強に没頭し、現在役に立ついろんな知識を仕入れることになるのですが。。。
私でいうところの「第一段階」に、厳しい現実を突きつけられると激しく動揺してしまうというところなのかなと感じました。
漠然とした不安は増殖します。
もし今、自分の資産に不安があるなら、まずは資産状況を正確に把握してみる。
それから、収入と支出を把握して、今の生活を続けた場合の長期予想をしてみる。
いたずらに不安に囚われず、何かにあおられず、一歩ずつ得体のしれない不安の正体を見きわめていくのがだいじではないかなと思います。