経バナCafe

経バナ(経済バナシ)と読書とハッピーを♪

卒業式を無事に終えました

昨日は、息子の通う小学校の卒業式でした。

変更に次ぐ変更がメールで届き、最後まで「開催されるのだろうか」という気持ちをどこかで持ったまま迎えた卒業式です。

 

10時過ぎに始まって、国歌は「演奏」(斉唱なし)。

来賓はPTA会長のみで、祝辞はすべて書面掲載。

そして、卒業証書授与・・・ひとりひとりに手渡してくれて、それを子供が私たちのもとへ持ってきてくれました。

普段だとひとりひとりゆっくり時間をかけるのだろうけど、壇上にどんどん子供たちがあがっていき、校長先生から卒業証書を受け取ります。

120人近い子供たちの授与が、20~30分程度で終わる「授与」はと初めてなのではないかな。

練習なんて、朝登校してわずかな時間しかなかったのに、きちんと受け取ってキュッと身体を向け、ゆっくりと歩む息子。

小声で「育ててくれてありがとう」と言いながら卒業証書をもらったら、もう号泣です。。。

 

その後、校長先生が式辞を述べられました。

コロナの影響で会えなくて、今日、人と人が会えて・・・お話が、途切れました。

卒業式の式辞で、涙でつまってお話が途切れる校長先生は、私の知っている限りでははじめて。

でも先生方は、この卒業式をなんとしても開催できるよう、なるべく卒業生の望みも叶えられるよう、力を尽くし続けてくださったはずで。

ダンナは「式辞何言ってるかいまいちわからんかった」とか言ってたけど、ご自身の言葉で、このコロナの影響や、なんとしても一人一人に卒業証書を渡したかったこと、みんなで作ったこの日のための歌をなんとか披露したかったことなどを聞いて、私は涙が止まらなかったです。

その後は記念品紹介、子供たちのつくった歌の初お披露目(2名の先生が歌ってくださってとても上手だった)、校歌演奏という流れでした。

 

10時過ぎに始まって、11時には終了した卒業式。

この日のためにこれまで変更したことなんてないだろう、色々なことを曲げて、そのための調整を繰り返してくださっただろう先生方。

正直、最後に息子たちが過ごせる時間を奪われ、最高学年として主役となれる行事は形をさまざまに変え、悲しいと思ってきました。

でも、先生方が子供たちのために力を尽くしてくれたこと、そのためにこの佳き日を無事に迎えられたことに本当に感謝しています。

つらいこと、かなしいことはたくさんあるけれど、そのために気づけたことはまた、たくさんあったな。

 

先生方、6年間子供たちを愛してくれてありがとうございました。

そして、子供たちもよくここまで成長したよね、これからもよろしくね。