昨日は30分だけ、息子とお金のお勉強をしました。
といっても、本をぱらぱらっと見ながらワタシが解説し、計算したくらいかなぁ。
使わせていただいたのは、「お金の教科書4 進路・仕事とお金を考えよう!」という子供向けの本です。
図書館で借りてきたのですが、実は以前途中まで読ませて・・・なんというか挫折したので、今回はゆる~く一緒に見ながらワタシが簡単に解説(しかもごく一部)。
似たような本がもう一種類あったなかこれにしたのは、マンガとか図が多くて嫌になりにくいかなと思ったからです。
マンガには、将来なりたい職業を「フリーター」と書いて怒られた男の子が登場し、家族が暮らしていくのにこんなにお金がかかるんだよというのと、人生のイベントで(教育費、車購入、老後等)こんなにお金がかかるよというのと、フリーターと正社員の待遇の違い等が書かれています。
簡単に説明し、計算をやらせてみました。
1.年間生活費の算出
マンガに出て来た家族の生活に必要なお金(月約29万)×12=348万
2.老後にかかる費用の概算
1.に老後65歳~90歳(彼は奥さんになる人の平均余命まで入れました)25年をかけると8700万
3.老後にもらえる金額算出
年金約年200~240万位もらえると仮定(彼は220万と仮定しました)×25年で5500万
4.実際の老後不足額
2-3=3200万
5.不足額を自分の働く期間で用意すると貯めるべき金額はいくらか?
3200万÷自分が働く期間(息子は念のため25歳~65歳としました)20年=年160万
6.年間生活費と老後用資金をためるために必要な年収 348+160=508万
(そしてサラリーマンは実際税金等が引かれるから仮に0.8で割戻し635万)
あくまで「こんなにかかるのかぁ」体感でやっているので、細かい設定はなしです。
突っ込みどころ満載なのは自分で理解してますが、世の中を普通に生きるのに見えていないお金がこんなにあるということを知ってほしかったのです。
実際、フリーターでこれだけを稼ぐのはとても難しいよという話も込めて。
・・・あんまり脅すつもりはないんだけどね。
自分が最低限普通に生きるのに、自分がまかなうべきものは知っておいてほしい。
マンガにはお金のもらい方もあって、息子は割と現実思考というのか将来安定してるサラリーマンかなと言っています。
わが家はダンナも私もサラリーマンの身なので、それしか見えませんが、できるだけ早い時期に、父や母だけでないいろんな大人と関わって、考え方や働き方をしっかり見てほしいと伝えました。
私達だけでは、どれだけ頑張っても偏った人生・働き方・考え方しか話すことができないのだからと。
いろいろと響いてくれるかはわからないんだけど、なるべく固くならず、色々と伝えていけるといいな。
家計維持にかかるお金の話を今しているので、この流れでわが家の経済状況や現在運用している商品の性質や特徴なんかも少しずつ話していけるといいなと思っています。