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医療保険はやめることにした

家計のダウンサイジングを考え中

ワタシは大変な心配性です。

若かりし頃、がっつり医療保険に入り、生命保険は終身と掛け捨て月額払いの2本立て。しかも月額払いの方は、旦那に何かあったら働かなくて済むレベルに。

多分、結構かけてたんじゃないかしら。

で、あるとき保険の無料診断(保険の窓口さん)に久しぶりに行った時、「医療保険を掛けたつもりで、貯金しておくという選択肢もある」という話を聞きました。

多分10年位は前だと思いますけど。

今思えば、保険やさんでありながら、捨て身のアドバイスですよね~。

医療保険、いらんじゃね?とおっしゃってるわけですから。

なるほどと思ったんですが、やっぱり医療保険をやめるってナニかとても怖くて、やめることはできませんでした。

 

最近やっと、現預金もたまってる事だし保険の見直しをはかりました。

40代半ばですし、いらないものはダウンサイジングをしていきたいんですよ。

わが家は旦那と私で医療保険に8千円強/月入っていました。

年10万くらい掛けてるってことですよ。。。

で、これまでお世話になったのは、私の手術の時くらいかな~。

出産が異常分娩で、ネットで共済さんは保険金が結構でるのを検索したので、交渉したけどほとんど私の保険は出なくて。

え~共済さんよりめちゃ高いの入ってるのに?と不満だったのを覚えております。

 

今回疑問・思ったこととして書き出したこと

1.このまま2人分×20年払うと200万かかる

 →もったいないので今、医療用としてプールできるなら保険は不要と思われる

2.お金がない時の入院つなぎという考え方もある

 →ある程度資産の積み上げがある今、不要と思われる

3.終身必要なのか

 →年金暮らしの老後に、数千円とはいえ使用目的が限定される支出は厳しいのでは

4.わが家の資産状況で本当に必要なのか

 →上に同じく不要と思われる

 

考えた結果

もちろん、今後の方が病気にかかります。

これまでは若いから参考にならない。

だけど、結局医療保険はやめました。

何度も言いますが、ワタシはびっくりするほど心配性です。

でもよ~く考えてみたら、心配ゴトってしたらきりがなく、今たまたま保険として医療保険があるから入ってるだけで、他にもお金のかかる心配事なんて星の数ほどあるわけです。

じゃあそれをすべて、保険でまかなうのか。

できるわけありません、いくらお金があっても足りないですよね。

そう気づいたので、自分の有限な資金を、医療のためだけに投資するのはやめようと思ったわけです。

そのかわり現預金を医療用にプールすることにしました。

 

最近、「医療保険はなくてもいいのでは」的なネット記事の反論に、ご家族が重病でとてもお金が掛かって、気軽に医療保険入らなくていいなんて言うなってコメントも拝見しました。

ご家族が重病で、ご自身もきっと看病やいろんなことでお疲れで、こんな辛い思いをするんだから安易に言うなってコメントは本当に貴重だと思います。

ただ。

その「もしか」が保険に入っている人のどれだけに起きるかは、別なわけです。

多分、不安で不安でしかたなかった頃の私がこの記事を読んだら、保険の解約はまた躊躇したでしょう。

でも、そのコメントに「そうよね、大変な思いをされたのね。こんなにお金がかかるよね。」と参考にさせていただきつつ、わが家はそれに見合いそうな金額をプールするという方法を取ります。

 

かけた保険は、その目的にしか機能しない。

でも人生において、危機も不安もいろんな種類のものがあり、結局「お金」であれば色はなく、ナニか起きた時に幅広く対応してくれるから。

 

ただし、若くて貯金がなくて、今病気しちゃうと入院費すら厳しいとか、そういう方は入っておいたほうがいいですよね。

でもある程度余裕ができたら、「ずっと医療保険に入り続ける」という考えに疑問を持ってみるのもありかなと思います。