私の好きな本田健さんの本です。
「ユダヤ人大富豪の教え」を読んで大変感銘を受け、その後本田さんの本はなるべく読んでいます。
(ちなみに、ユダヤ人大富豪の教えはすばらしい本だと思います。お金面での話だけでなく、私は感情というものの怪物さ加減の腹落ちができまして。しあわせであるためには、感情制御が重要なファクターになると学びました。)
とても学びになるので、できれば息子が10代を生き抜くのに助けになればと借りてきて、自分も試しに読んでみました。
このシリーズは当然10代、40代、50代は自分のために読破しております。
それを読んでからこの本を読んだとき、最初の方にある言葉を読んでものすごくうらやましくなりました。
「10代は、あらゆる可能性に満ちている時代です。
あなたには、何でもなれる可能性があります。」というコトバです。
人生においての可能性は砂時計のように落ち続け、当然40代、50代と年齢が進むにつれ可能性というのは減っていきます。
そしてそれは本田さんのこれまでの本でも書かれており、当然ながら理解もしていて。
だからこそ10代に手向けられる「無限の可能性」がきらきらしていて、うらやましくて。
自分だって10代を通り過ぎてきたわけですから、言っても詮無きことよね。
でも、今よりさらに自分に自信がなく、コンプレックスの塊で、人見知りで、失敗することが怖く、引っ越しが多くて周りに馴染めなくてとても幸せとは言えなかった、私の10代。
その時にこの言葉に出会えたら、自分の強い味方になってくれたのではと思うのです。
実際本田さんは、「10代には10代特有の問題や苦しさがあり、そんな夢の時代を生きているという感覚はほとんどないかもしれません」と記されています。
そう、苦しいと感じていたのは多分私だけじゃなかった。
だからこそ、あの頃出会えたらなぁ・・・あの頃にはこの本は出てませんけどね。
これからさらに制限が増し、重圧も苦しみも色々増すだろう息子の助けとなってくれればと思うのです。
だからね、息子は嫌がるだろうけど、ぜ~ったいこの本は読ませるつもりです!