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中学時代がハッピーになる30のこと

中谷彰宏さんの本です。

私の会計事務所時代の先輩社労士が、この方の本をたくさん読んでいました。

優先事項として息子の金融教育という目的は掲げているのですが、中学入学にあたって、少しでもしあわせに中学生活を過ごせるといいなという気持ちで選んできた本です。

私自身が読んでみないとおススメもできないし~、と読んでみた次第。

割と文が少なくて、私は30分程度で読破できたので、さっくり読めると思います。

 

 

いくつか「へぇ」と思うことがあったのですが、ネタバレはあまりよくないと思うので、自分が一番ためになったもののみ。

「部活と勉強と家の手伝いと、忙しいほうが集中できる」という、一番最初のまえがきです。

私は父が転勤が数回あり、中学2年生で浜松から愛知に引っ越してきました。

浜松は宿題がほぼなかったにも関わらず、愛知は宿題は多い、部活は帰宅が遅いで、塾に行っていなくても寝るのが22時まわるのはあたりまえ。

小学校時代21時就寝、愛知の小学校の宿題量もこなしていない私にとてもできるはずがなく。

私は宿題がやりきれてなかったので、テストの成績が良くても内申が足りませんでした(汗)

そんな経験があるので、あの中学の地獄を思い出すとそれはそれは心配で。

息子、毎日宿題できるのかしら・・・という低レベルな心配。

塾に行ってる子なんて、寝、塾はいい経験になるから本来行かせたいのですが、とてもじゃないけど塾の宿題も、中学生活も両立できるはずがないと思うので、最近は希望がなければ行かせるつもりもなくなっています。。。

 

 

そんな状況なのを知っているので逆にずっと、付属中の受験を勧めていました。

付属なら部活は強制でないので、せめて勉強のみに集中できるのではと。

普通の中学に行ってしまうと部活は強制だから、内申の対象になっちゃうし。

なるべく内申にびくびくしなくて済む選択肢がほしかったんだけど。。。

当然、努力大嫌いな息子に断られるし。

そんなこんなで悶々としてたんですけどね。

 

 

中谷さんは、忙しいのはラッキーだと言っている。

忙しくて追い詰められたほうが、人間は集中力がでると。

あぁ確かに、ワタシなんかはそうね・・・と納得して、ちょっと安心しました。

息子がそうかはわかんないんだけど、心配ばかりでなく彼の力を信じてあげないといかんよねとすこしふっきれたかも。

 

 

息子は読めばそれなりに速読ですが、本は好きではないです。

本来強制すべきではないとも思う。

ただ、これから先彼を重圧や苦しみや悩みが多分襲う時、相談できる手段が親(反抗期だろうし相談しないだろう)、同年代の友人(同年代では解決しない問題も起こる)、学校の教師(信頼してないわけじゃないんだけど、相談はしにくいよね)程度では世間が狭いわけで。

「本からアドバイスをもらう」も一つの手段として持っていてはもらいたいのです。

私自身は自分が友人と語り合ったりするのはあまり得意でないし、そもそもなかなか会えたりしない状況で、自分の心を癒したり励ましてくれる手段として本は身近でした。

そんな必要がないのがいいのだろうけど、自分の心に寄り添ってくれるひとつの選択肢として持っていてくれればと切に願います。

・・・今はまぁ、わからないと思うけど。