息子の中学入学説明会に行ってきました。
印象に残ったのは、校長先生が、どなたかの言葉として紹介してくれた「本物は続く。続ければ、本物になる。」というコトバ。
こつこつとひたすら続けていく事は、地味で見過ごしそうになるし、結果が出ないと自分を信じられなくなって「劇薬」に身を投じたくもなる。
でも、続ける。
なんだろうな~、これが大事だよねってやはり思います。
若い彼らに、ただ続けることのもつ莫大な力や、それをするには自分を信じられないと難しいって、わかってもらえるといいのだけどな。
若くてまだ時間も可能性も無限にあると思われる彼らだからこそ、長い時間を使って積み上げていく事のパワーを感じてほしいのだけど・・・若いからこそ、難しいだろうなと、自分の若いころを考えると思ったりもします。
継続は、チカラ。
実は運用の世界でも、普通の人がおだやかに結果を出すにはこれだと思っていて。
そういう意味では息子に、これから少しずつ腹落ちするよう教えていきたい。
そして校長先生ね、まさかの「幻想即興曲」を演奏されました!
校長先生は音大出身で、しかも高3の11月に決めて親を説得して、12・1月でピアノの練習をやったそうな。
それで合格するってどんだけすごい!?って思うけど、合格後はピアノはやらなくて。
で、最近幻想即興曲が弾きたくなって5年、練習したそう。
ご本人がおっしゃっていた通り、確かにお上手ではなかった(この曲は高速だし、キツイ所の音は荒れたり、まとまりが難しかったりはしてました)んだけど、ものすごく感動。
私も大学の時に2年ほどピアノを習ったんですけど、とてもじゃないけどショパンは無理で。
今思えば、まだ学生でいくらでも時間があって、本気で頑張れば「弾けるように」位はなれたのかなぁ。
継続は力なりを、自身の体験で教えてくれ、そんな校長先生にちょっと中学が楽しみになりました。
まぁ、それ以外の話も長かったのは・・・校長、だもんね。。。
私といえば、校長先生のピアノに感化を受けすぎて、「やっぱショパン弾きたい⇒電子ピアノ買いたい!」と妙な方向に現在、気分が盛り上がってます。
そして男子には「どこ置くの?(by旦那)」「どうせすぐ、飽きるでしょ(by息子)」と散々冷たい目で見られております。
いいじゃんいいじゃん、どうにかなるじゃん。。。
中学の入学説明会に行って、電子ピアノがほしくなるおばかは、私くらい(泣)
島村楽器で、なんとなく買っちゃったらゴメンねぇ。