
ディアイシステム(4421)について、チャッピーと分析しました。
業種としてSIerは、利益率がいい(上流工程が多いところ)、設備等がなく軽やかである、財務良好なところが多い印象で私は好きな領域です。
Saasの死とか言われていますが、セキュリティ面など全てにおいて現状で完全にAI代替ができるとは思っておらず、むしろ上流工程の多いSIerはその指導役になりうる と考えています。
ディ・アイ・システム(4421)投資メモ
1.投資した理由
- 財務が健全(現金が厚く、のれんリスクも小さい)
- 中期経営計画に一貫性がある
- 先行投資が終了すれば利益率改善の余地があると考えた
- 3年程度の時間軸で利益成長・増配を期待して100株追加
2.中期経営計画の注目点
- 売上100億円よりも、営業利益率10%達成の方がハードルは高い。
- 利益率改善の鍵は、
- 元請比率の向上
- M&Aシナジー
- 高付加価値案件の拡大
- 教育・AI投資の成果
- 「投資が終わる」だけでなく、「収益構造が変わるか」が重要。
3.M&A(MIC)の評価
- 地方の顧客基盤と約70名の技術者を取り込めた点は評価できる。
- 地域密着型企業を取得したことで全国展開の足掛かりになる可能性がある。
- 今後は社員の定着率やシナジーが数字に表れるかを確認したい。
4.教育・AI投資への考え
- SIerは「人」が最大の資産。
- 教育やAIへの投資は設備投資に近い意味を持つ。
- 将来的に、
- 技術者のスキル向上
- 高単価案件の増加
- 元請案件の拡大
- 人材定着
につながれば、大きな競争優位になる可能性がある。
5.リスク要因
- 最大の懸念は事業ではなく、時価総額の小ささ。
- 東証改革の動向によっては資本政策やIR強化が必要になる可能性がある。
- 中計は順調でも、利益率改善が進まなければ株価評価は上がりにくい。
6.今後のチェックポイント
- 営業利益率が改善しているか。
- 元請比率が上昇しているか。
- MICのシナジーが利益に表れているか。
- 技術者数・定着率が維持されているか。
- 増配が継続できる利益水準になっているか。
7.現時点の結論
財務の健全性と経営戦略には納得感がある。一方で、投資の成否は「教育・AI・M&Aへの先行投資が利益率改善という形で実を結ぶか」にかかっている。今後3年程度は四半期決算を確認しながら、中期経営計画の進捗を見守りたい。
【私の感想】
減益の理由は成長投資で、逆にこれだけの投資をしても利益がきちんと残っているのは私としては評価したい点でした。
先行投資が一巡した後、少なくとも利益率は回復します。
プラスM&A先の利益貢献、営業利益率の改善などが見込めれば中計通りに行かなかったとしてもそんなに悪くないかなという印象。
とはいえ利益率は倍にしなければいけないわけなので、なかなかチャレンジングではあるんですけど😅
優待と配当をもらいながら、のんびり長期で保有しようと思います。