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夏目友人帳

夏目友人帳は、知人に勧められて読んでみたのですが、なんとなく何回か読むほど味が出る話です。
主人公の夏目貴志は、いわゆる「みえる」体質。
昔からあやかしの類が見えたり、危険な目にあって怪我をしたり。
両親を早くに亡くした彼は、その体質のせいで誤解を受けやすく、預け先を転々とし、現在のやさしい藤原さん夫婦に受け入れられます。


彼の祖母の夏目レイコも同様で、彼女はあやかし達と勝負し、勝つと名前を奪っていました。
それが友人帳とよばれるもの。
祖母の友人帳を遺品として譲り受けた貴志は、友人帳に名が記載されたあやかしに名を返そうと奮闘するという話です。


主人公と、偶然封印を解いてしまった「ニャンコ先生」、封印する中で交流が生まれる学校の友人、払い屋、あやかし達との話。(ラブなし😁)
人外モノ〜❓最初はあまり興味がなく、適当に読んでいたのですが、1度じゃなく何回でも読みたくなるマンガになりました。
「みえる」せいで誰にも理解されず不遇の日々を過ごした主人公に少しずつ友人ができたり、理解者できていったり。
交流の間に繰り広げられる、ささやかな人の思い、あやかしの思いにちょっと泣きそうになります。


派手な戦いがあるわけでも、きゅんきゅんするラブがあるわけでもなく、おだやかに見えるけど私はとても好きです。
マンガは場所を取るのと、どうしても内容が「軽く」すぐ飽きるので、購入はせずに外で読むのがキホンなのですが、これは今から買おうか迷うカンジ。
本棚いっぱいだから、あけないと買えないけど。。。