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年イチ資産リストの締め月について

資産リスト講座ミニミニ版です♪
わが家で使ってる、資産リスト。
具体的には、現預金や株・投信等の運用商品、保険の解約返戻金などの資産と、住宅ローン等の負債を書き出して現在の資産状況を把握します。
頻度は自由ですが、わが家は年イチ12月末の状況で作成。
銀行口座が複雑怪奇で、月イチはカンベン〜というのと、月次の動きは他の資料で判断しているから。
年イチでもし、作ってみようかな~なんて方がいらっしゃれば、時期はやはり12月末がおススメかなぁ。
その理由は、個人の収入と比べやすいこと。


個人の所得税計算は、1~12月で締めて算出されます。
お勤めの人はこの計算を会社がやってくれる=年末調整です。
(あ~収入多い人は確定申告になっちゃいますけどね~)
企業なんかだと、決算やって税額確定させて一気に支払う(実際は何回か分割納付ですけど)けど、個人でこれやると税額が多くて払えない。
というか、税務署もとりはぐれなく取りたい。
なので、お勤めの方は「源泉徴収」という形で月のお給料から概算の所得税が引かれます。
で、12月に収入確定させて、正しい年税額を出し、これまで概算で引いた額との差額を還付または徴収するっていうシステムです。
この年末調整がされることで、源泉徴収票が会社からもらえるので、年収入を把握するのにとっても楽なんですよね。
試算リストを12月末に合わせることで、毎年の資産の増減額と、収入総額の期間が一致します。
つまり、このふたつを合わせておくことで、
「今年の収入ー(今年の資産増減額)」=今年使った額なんてのも概算でわかっちゃうわけです。
家計簿がメンドクサイひとは、これだけで年の概算が追えます。


まああとは、ひとくくりに「収入」って言っちゃったけど本来の給与額から使える額って実は決まってます。
それを計算するのに
「収入ー社会保険料額ー年税額ー住民税額」をする必要があるんだけど、これが住民税額以外源泉徴収票でわかるので。
年末調整って、ものすんごくありがたい制度なんですよ、こんなのぜ~んぶ会社がやってくれるんだもん。
ていうか、自分でやらないと税金をなんとなく取られてるから税法に鈍感になりがちなんですけどね。。。


まずわが家の実態を知るために「資産リスト」と思っているのだけど、さらにこんな使い方もしていけるので12月末での「決算」おススメです!