今、ウォール街のランダムウォーカーを図書館で借りています。
運用手法の紹介と分析アリ、過去の暴落についてのまとめアリ、アメリカ経済の歴史アリですばらしいんです✨
いやいやいや、多分コレ購入するわ。
ただ、お豆腐メンタルだけでなく、ふつー頭の私にはいささか難しい。
到底読むだけじゃ、頭に入らない。
で、アメリカ経済の歴史部分を書き取りしながら勉強してみました。
ノートは4ページに及んでしまった。。。
めちゃ疲れましたわ。
著者は株式&債権投資のリターンの決定要因を以下のように述べ、時代背景とそれらの変化についてまとめています。
★株式投資のリターンの3大決定要因
1.投資した時点の配当利回り
2.一株あたり利益の成長率
3.株価収益率の水準の変化
★債券投資のリターンの3大決定要因
1.投資した時点で計算された最旬利回り
2.金利(利回り)の変化
(3.満期まで保有しない場合は債権の市場価格の変化)
★時代のかんたんなまとめ
・安寧の時代
(1947年1月〜68年12月まで)
第二次対戦が終わり大消費ブームが訪れ、緩やかなインフレを伴ったミニブームを作り出しました。
経済は健全な成長を続け、株式投資は好調だが、債権投資はふるわなかった時代。
・受難の時代
(1969年1月〜81年12月まで)
ベトナム戦争への本格参入や、経済政策上のミスが重なり、コアインフレが加速。
FRB が金融引き締め政策に転じインフレは治ったが経済も瀕死した時代。
81年末には2桁のインフレと2桁の失業率となりました。
・豊穣の時代
(1982年1月〜2000年3月まで)
受難の時代に株も債券も十二分な調整が済んでおり、株式投資も債権投資も高い利益を享受できた時代です。
・失望の時代
(2000年4月から09年3月まで)
インターネットバブルの暴落や巨大住宅バブルの破綻があり、株式投資は大ダメージ。
一方で広く分散した債権ポートフォリオは、まずまずのプラスリターン。
経済は繰り返すので、歴史を勉強しておきたいと思ったのですが、今が「受難の時代」に似ていてドキッとしました。
コロナ禍に政府が拠出した額というのは、戦争に匹敵する額です。
それが落ち着き、需要が増す。
ウクライナ侵攻で総需要が供給を増す。
石油と食料が値上がりする。
そして、コアインフレの急速な加速。
今リセッション懸念で株も為替も大きく、かつ神経質に動きますが、過去を知れば色々と納得。
もちろん、似ているというのは個人的な感想だし、未来は未定ですが。。。
仮の想定をするにも歴史を学ぶって結構ダイジね~って思った次第です。