27日のFOMC、0.75%の利上げが決定しました。
既に驚きはないんだけど、これって通常の3倍となる値です。
ホント異次元よね。。。
短期金利の指標である FF 金利の誘導目標は、2.25〜2.5%。
前回の利上げの時には3年かかった到達点、あっという間に達してしまいました。
FOMCは6月の時点で年末政策金利を3.4%としているため、変更なしなら今後利上げペースは鈍る見通しです。
年内、あと3回ありますからねぇ。
物価上昇にかなり関わる原油、価格は下落傾向ですが、まだまだ高止まりの印象もあるけど。。。
ホント利上げペースは緩むのかなぁ。
アメリカの金融市場の反応は、ダウ平均株価が32197.59ドル(+436.05)で大幅上昇。
パウエル長官の発言も「金融政策のスタンスがさらに引き締まるにつれ、引き上げペースを緩めることが適切となる可能性が高い」等と、利上げペースが穏やかになるかもな発言があり。
今後の利上げペースが穏やかになるかな❓という期待で上昇したようです。
やはり株式投資は先を見て動くのだなぁと実感しました。
この金利上昇の影響は、既に色々な所に出ているようです。
・アメリカでは金利上昇に伴いローン金利が上昇し車や家の販売が減少。
・ドル建て債務を抱える新興国などは、金利上昇やドル高で利払い負担が大きい。
IMF は低所得の60%が債務返済危機に陥っているかその可能性が高まっていると分析しています。
→こうして少しずつ、景気減速していくのでしょうか。
今年あと3回のFOMC、まだまだ目が離せないな〜。