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のれんのこと

ちょっとずつ会計の勉強を継続中です。
図書館で会計がまなべそうな本をちょこちょこ借りてきて、ちょっとずつ読んでます。
今回は「会社四季報で学ぶ株式投資のための会計入門」(公認会計士井口秀昭氏著)です。
ブルブルマシーンに乗りながら読んだり、夜寝る前にベッドで読んだり。
寝る前は寝落ち率が高いけど〜www
今回はのれんについて。
聞いたコトがあってもイマイチ、正体不明で、興味津々で読んでみました。


のれんはM & Aに伴って発生するもの。
貸借対照表の土地や建物といった資産価格に還元されない超過収益力のことを言います。


なんじゃそりゃ❓なんですけど。
えーとですね、会社の価値というのは、実際所有している土地や建物の売却価格じゃなく、事業の収益力の評価額です。
通常は、事業の収益力の評価額の方が土地や建物の売却額よりも高く、その差額をのれんと言います。


のれんは無形固定資産として償却しなければならないので、営業利益を押し下げます。
通常買収された会社には、のれんに相応する収益力があるので、その収益力が継続すれば、収益力に見合った償却になるはず。
でも、買収した会社の収益力がなくなったトキは、のれんを減損損失として落とさなくてはならない。
→収益に相当な打撃を与えることになる💦
そのため、のれんが大きな金額の時には、発生原因となった会社の収益力に警戒しなければならないというコトでした。


おぉ。。。なるほど。
まず、自身の運用で学ぶなら、保有銘柄が「のれん」を抱えているか、どのような会社ののれんを抱えているかの把握からだね~。
そして、買収後の事業がうまくいっているかの精査ですね。
ちょっとやっておこうと思いました。
運用実践しつつ、少しずつ学んでいくぞ~。