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社労士試験の思い出

今週のお題「試験の思い出」
試験と言えば、一番思い出深いのは社会保険労務士の試験。
育休に入る半年前に、社会保険の業務へ担当替えがあったため、復帰する時少しでも知識があった方がいいかなと考えました。
子供が出来て長期的にキャリアプランを考えたとき、独立を視野に入れたというのもあります。
育休中に取得しようと考えたので、受験勉強を始めたのは産後3ヶ月。
朝早く起きて一通りの家事をしてから、1日最低4時間(午前)は勉強。
午後息子の散歩をしたり、予防接種やら家事やらこなしたりで、実は育休中めちゃくちゃ忙しかったですw


結局私が資格取得できたのは試験に3回チャレンジしてから。
職場復帰後の勉強継続は、とても大変でした。
もともと無理がきかないので、仕事をして、家事育児をしてから夜勉強をしようとすると眠ってしまうのです。
主人は忙しくて夜遅く、いわゆるワンオペ。
全然勉強がはかどらず、イラついて投げ出そうと思ったこともあります。
勉強スタイルが変わったきっかけは、息子の夜泣き。
真夜中に泣いてあやした後、逆に自分が眠れなくなってしまった時。
開き直って勉強をしたら、捗りました😁
朝やりゃいいんじゃ〜んって、目からウロコ。
それからは、朝3時に起きて2時間勉強し、そこから家事育児をして仕事に行くというスタイルに変更。


1番思い出深い試験が社労士試験なのは、そういった苦労もあるんですけど。
実はおそらく人生で一番、掴みたいもののためになりふり構わず努力したからでもあります。
私は自己肯定感が低く、なりふり構わず頑張るというのがなかなか出来ません。
ついつい不安で減速してしまうのです。
試験勉強は、とにかく問題集を何回も回して、不安に駆られても淡々と、ひたすらできなかったところをつぶしていきました。
不安で止まらない。
淡々と、できない自分を認めていく。
それができた自分に成長を感じました。


それと私の合格した2010年の試験は、午前の択一問題が大変難しい年でして。
普段なら開始30分で終わってしまうような問題なのに、本気で全然分からなくて💦
社労士試験は、午前も午後も何科目に渡る試験がありますが、1科目でも足切りに引っかかってしまったら不合格です。
特に難しかった年は救済措置(この年はまさかの2科目救済があったと記憶しています)がありますが、救済0点のことはありえません。
何としても、何点でももぎ取らないと、救済チャンスすらない。
そのため、自分の持てる知識を活かして頭をフル回転し、最後まで粘り、全力で取りに行きました。
そして午前のことは一旦捨て、午後は新たな気持ちで全力で頑張りました。
結果私は、救済措置なしで合格することができました。


ただ思うことなのですが。
つかみたいものは、全力で取りに行く。
なりふり構わずに取りに行く。
その年私が社労士試験に合格できたのは、ただそれができたからだと思っています。
普段の私ならきっと諦めていたので。。。
その経験を機に私は、掴みたいものをなりふり構わずに取りに行くと言うやり方も、選択ができるようになりました。
四の五の言わずに頑張れば、その先に何か見えてくるものはあるのだなという、本当に貴重な経験です。