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やめたいのにやめられない悪い習慣をやめる技術

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小早川明子氏著、平井愼二氏監修です。
図書館で題名を見てつい、借りてしまいました。
お酒はやめられないし、なろう沼などにははまっちゃうし、思い当たるところばかりの私です。
これが神から「おま、いーかげんガンバレ❓」というメッセージではないかと💦


しかし正直な感想、コレ、難しかった(汗)
表紙がなんて言うか、難しいカンジがしないじゃないですか❓
ちょっと騙されたぞ。。。
著者さんはストーカー対策に特化した仕事をされている方です。
依存症を治す治療はないものかと、精神科医を訊ね歩き、その過程で平井医師と出合ったと。
平井医師の論文などから、依存のしくみや、対策などが紹介されたりするため、正直ワタシには理解しにくい部分も多々あり。


嗜好品にはまっているなら、「私は今○○をしない、大丈夫」などの制御刺激を、その行動をしない時間を作り、実行するというものなのですが、かなり読み込んで実行しないと、うまくコントロールできない気がします。
もちろん、カンタンに依存から解放されるなんてのが甘い考えなのですけど。
私はどうにも、制御刺激を与えるまでの話が頭に入らなくて、後半の実際に受けた方の話を読みながら「こんなカンジ❓」と自分なりに理解した感じです。


そんな中で一つ、これは行ってみたいなと思うことが。
うっかりミスをよくする人の話で、仕事をする動作が条件反射的に作動するようになると、勝手に身体が動いてしまう。
それでうっかりミスが起きるのではないか。
それを避けるために、業務時間外に意識的にミスをする練習を時々すること(疑似)が予防になりますというのがありました。
自分の仕事で実際に「意識的なミス」を作り出すのが、ちょっと難しいですけど。
慣れすぎて注意力がおろそかになる仕事の時に、意識したいなと思いました。


全体的には難しい内容に感じました。
なので、気晴らしに読むというより、本当になんとしても克服したいものがある時真剣に読むのをオススメします。