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中庸であること

日本株の短期売買を始めて、1年ちょっとが経ちました。
始めた時期がコロナ下落をした後で、うなぎのぼりに株価が登っているところだったため、大変ラッキーなタイミングに始めています。
ただ、最初の頃はおおらかに構えていたのに、最近はちょっと気がはやってるなと感じることも。。。


それでこの中庸という言葉を思い出しました。
中庸というのは授業において「四書」の一つであり、またその中心的概念の一つです。
極端な生き方をせず、穏当なこと。
偏らず中正なこと。
過不足なく偏りのないこと。


心がどこかに偏れば、自分の見たいものしか見えなくなる。
聞きたいものしか聞こえなくなる。
私は特に自分の「偏り」を自覚しています。


一方で、私が尊敬している堀江貴文さんは、著書の中でバランスなんてとるなとおっしゃっています。
(彼の言動には少し思うところがあるものの、著書などを読んでいると大変頭のいい方で、非常に参考になります)
何かを成し遂げたい時にバランスなんてとっている場合じゃない。
アクセルとブレーキ同時にかけてる人間が成長なんかするわけがない、それは凡人のすることなのだと。


確かに何かを成し遂げたい時、偏りに任せて力業でより切った方が、パワーが出るのも分かってはいる。
だけど私はやはり、中庸でありたいと思うのです。


運用の世界では偏りで走るより、感情的にならず淡々と自分の決めたロジックに従って取引をする方が長期的な成果に繋がりやすいと思います。
短期的に勝つことはできても、持続させることが難しいからです。
考え方的には、どちらが正しいとかではなく、どちらを選んでも良いのでしょう。
それこそどちらかに偏るのでなく、中庸であるとき、偏りに任せて頑張れるときそれぞれを自分のものにできるのか一番良いのだと思います。


ただ私の場合、性格的に暴走しがちなので、意識して中庸を心がけようとしていますw
どんな暴走列車だよって話なんですけど。
凡人ではありますが中庸を心がけ、ちょっと不安定な株式市場で暴走しないように楽しみたいと思います。