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張子の虎はそのうち本物の虎になれる

人とうまく話せない自分が、キライ。
ネガティブで根暗な自分が、キライ。
くよくよくよくよ思い悩み、決断できない自分が、キライ。
昔から私は自己嫌悪の塊でした。
何をするにも自己嫌悪がついてまとい、何かに失敗してしまえば、「ほら私なんてやっぱり」と思ってしまう。
特に人とうまく話せないのが、かなり自分を苦しめました。


努力をしてみました。
色々な心理学の本を読んでみたり。
学生時代は、色々な人が働く食品工場に飛び込んでみました。
一緒に働くバイトの子、パートのおばさま方、社員の若い男性、おじちゃんたち。
ニコニコ笑顔で話を聞いたり、お話したりしてみました。
人とうまく話せなくて、ネクラな自分は見せないように頑張りました。


今でも根本的に、人と上手く付き合うことが得意ではありません。
ただし、誰かにその話をすると「いやいや何言ってんの」「またまたぁ」と笑われますw
色々な属性の方とお話をしたり、聞いたりを続けて、ある程度の会話を続けることもできます。
そして人とお話をするのも楽しいと感じる自分もいます。


本当の自分を見せるのは怖い。
だから「張子の虎」で、笑顔で明るく楽しく、人と話せる自分を頑張ってきた。
結果、長年続けた張子の虎は、少しだけ本物の虎に育ちました。
だからこそ思うこと。
なりたい私があるとき、形だけでも頑張るのって無駄じゃない。
形を頑張ることで、ついてくる中身もあると思うのです。


例えば武道、空手などは形から入りますよね。
その形を取り続けることで、勝負に勝つ基本を整えることができます。
なりたい私も一緒じゃないのかな。
「形を整えること」で整う心や、できる習慣があるから、それは嘘じゃないと思うのです。