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本当に辛い時って誰かに言えないものだけど

最近ちょこちょこと、息子の闘病生活のことを書き記しています。
つらかった時の事っていろいろあったけど学びも多い。
特に私の場合、辛さを耐え忍ぶためか哲学的になるので、つらかった時ほど心に響くワードと出会う率が高いのですw
まあ常に幸せなら、そんな人生に対して真剣に考えることもないですよね。
それが幸せで、またいいんでしょうけれど。


でちょこちょこ書いていて思ったこと。
あの辛さから、あの闇から抜け出すことができたんだなと。
思い返すと家事、育児、闘病生活、仕事と、無理のきかない私が限界まで無理して走った10年強でした。
当然無理なんて聞かず、自分自身が40°近くまで発熱し、中耳炎は何度もうつって耳が聞こえない状態になり、毎日ふらふらになりながら、解熱剤を飲みながらやり過ごす日々でした。
ワンオペブラックなんのそのって感じです。
ところがその最中は、自分が不幸だとかブラックだとかというのは、分かりませんでした。


多分ね、分かりたくなかったんです。
自分の状態が普通じゃないって気づいてしまったら、その瞬間、きっと崩れ落ちてしまったから。
体調不良が常態の中、平気な顔で合間に友人に会いに行ったりしてました。
でも友人にも家族でも、この辛さを本当の意味で吐き出す事はできなかった。
大変だって、認めることすらできなかった。
一生懸命、「普通に普通に」生きようとしていたように感じます。
その努力が、自分の最後の部分を支えてきたようにも思うのです。


なんとかやりきれて、今この場にいますが。
当時のやり方が正しかったのかはわかりません。
もう少し、誰かに頼れた気がする。
もう少し命を削らず、誰かを頼れていたら、違った気づきを得られていたのではないかと思うこともあるのです。
でも余裕ができて、いろんな葛藤から自由になれた今だから、そう思うのかもね。


ただ、友人が苦しんでいるとしたら。
できるなら、ほんの少しでも頼ってほしい。
自分しかいないって思わないで、話してみてほしい。
無理を重ねて生きることは、命を削ることです。
命を削り、自分に優しくない生き方をしてしまうと、他人にも優しくなれません。
私は一時、熱が出たと言ってる人を見て、そんなのイブ飲めばイケるよね〜と何の躊躇いもなく思ってしまってました。。。
あらゆる不調の中でも、熱は薬で飛ばせたため、自分がそうやって長年過ごしてしまったからですが、そうじゃないよね❓
(よいこはマネしないでください)


今度辛いことがあったら、なかなか言えないけど、誰かに頼ってみよう。
自分にも他人にもやさしく、人間らしく。。。
まずは自分にやさしく自分を幸せで満たしたい。
自分が幸せで満たされないと、誰かを幸せにすることなんてできないと思うのです。