自らが学ぼうと手を伸ばし続ければ、どこにいても、無駄なことなんてひとつもない。
ちゃんとこれまでの私がいて、今がある。
これは、私のこれまでの職務経験を経てしみじみ思ったことです。
大学を卒業して会計事務所に入ったのを皮切りに、これまで5社を経験してきました。
辛い経験もたくさんしたし、自らが至らないと思ったことだらけです。
活かしたいと思った道を活かせなかったり、思うようにならなかったことも沢山ある。
だけど何時からか、全然違う畑から新しい仕事を担当した時でさえ、これまでやってきたことが無駄になってないなぁと思うようになったのです。
仕事というのは業務だけを学ぶわけではありません。
一生懸命責任を果たすために、人との調整、誰かの話を傾聴すること、業務知識を広げること、色々な努力が必要になります。
自分がやりたい仕事じゃないからと、担当業務に一生懸命になれない人間が、自分の進みたい道に着いた時、一生懸命になれるはずがない。
どこにいても、自分が学び続けようとすれば、道は開ける。
私が20年以上仕事を続けてきて、自信を持って言えるのは結局それに尽きます。
特に時には楽をしている誰かを羨ましくなることもある。
どうして自分だけがと思うこともある。
でも結局のところ、自分が努力し続けたことで助けられるのは、未来の自分自身。
私自身は、それを確信できるような20年を過ごせ、良かったと思っています。