だいぶ前の話になります。
昔同僚だった友人から、私の元後輩ちゃんが春に結婚したと聞きました。
かわいがっていた子でうれしくて、ひとりで勝手に大喜びです。
ふんわりかわいいんだけど、仕事はプライド持って頑張る彼女。
会社に期待されていた彼女は、入社数年で非常に責任の重い業務につきました。
かわいがられていた部を離れ、新たに異動した先、私のいたグループは彼女以外は１０年選手の大ベテラン。
まだまだ指導や温かい励ましが必要なはずの彼女に、そういった声がかかることはなく、とても辛い状況だったと思います。
私自身にできたのは、業務上の専門知識を教えたり、彼女が食べられそうなお菓子を作ったり位でした。
なるべく甘やかしたかったんだけどな。。。
あなたをきちんと見ている人はいるからと、態度で示してあげたかった。
ひとりじゃないと、安心してほしかった。
難病を抱え、重い責任に苦しみ、周りの理解なく孤独に戦い続ける彼女がしあわせになってくれた。
本当にうれしかったけど、今の私は彼女と関係ない存在で、お祝いはその時一度は諦めました。
でも本当にうれしくて、迷惑でも思いだけは伝えたくて友人経由で渡してもらいました。
びっくりしてくれて、LINEでお礼が来て、またうれしかったです。
渡したのはルピシアの「ウェディング」。
昔から後輩ちゃんが結婚する時に私がプレゼントしてきた「気持ち」です。
これを彼女に渡せる日がきたのは本当に感慨深いです。
彼女が彼女らしく、しあわせが降りそそぐ日々を過ごせますように。
