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情報を精査するということ

チェーンメールの対処について息子と話しましたが、それ以前に私が常日頃から思うこと。
それは、報道を、マスコミをそのまま信じてはいけないということです。
息子はテレビが好きで、しょっちゅう見てますし、記憶力がよくいろんな知識を得るよう。
だからテレビを悪いとは言わないけれど。


私は、マスコミというのはマジックショーみたいなものだと思っています。
右手で派手なものを見せ、人をひきつけている間に左手に見せたくないものを隠す。
うそ、ではない。
けれど自分たちにとって都合の悪いものは見せないのです。
今の新型肺炎も、まさにそう感じます。


マスコミが営利企業である以上、絶対に逆らえないものがあり、見せてはいけないものがある。
政治的な情報操作にだって、協力しないとはいえない。
そして、自分たちの持つ力を正しく理解せず、エビデンスのない意見を責任持たず発言する者もいます。
だからこそ、全てを信じないでほしい。
情報の元とその信頼性位は常に意識してほしいし、左手に隠されたものがないかを疑ってほしいと思うのです。


大昔、勤務していた先で、士業の先生に新しい企画のメインとして出演依頼が来たことがあります。
条件に合う人を回答したら、スポンサーの本業の邪魔になるというコトで企画が没になったと。
あ〜スポンサーって、ホントに力があるのねって自ら学べました。


高校時代所属していた放送部で、イギリスのコンクール優勝校との交流会があり、取材を受けた時も、絵面は指定されたものを指定されたようにとられるだけ。
「取材」なんて事前に書いた絵コンテに、絵を当てはめるだけ。
ビデオ作品を撮るタイプの放送部だったわが部では、自分達の作品作りで慣れていたはずだけど。
それでも「報道」は、マスコミは、正義のぺんではないと冷静に悟る出来事で。


自らのたまたま出会えたマスコミから学んだ狭い感覚ですが、それでも。
疑って検証した結局が正ならいいのだから、やはり自分で得た情報の信用性位は考えたいと思うのです。