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「過不足なく満たすこと」こそ難しい

今日は体調不良で、仕事を休んでしまいました。。。

ベッドで眠りつつ考えたことです。

過不足なくみたす、というのは理想であり、とても難しいことだなと。

 

本来であれば、自分の人生において自分の適量をみたすのが、おだやかな幸せの近道ではないかなと思います。

たとえば。

最近正月太りが解消しないうえ、暴食グセが止まらない私の、体重。

多分私にも、自分の適正体重というものがあります。

この20年位で、これ以下に減ると体調やらいろいろ問題がありそう、でもこれ以上は服も似合わないし自分のメンタルに悪そうというラインがあるわけで。

だから適正体重を維持できる位がいい。

でも、やばい~体重増加が止まらない~って不安になると、「なにがなんでも」「できればできるだけダイエット!」となりがち。

そしてご自身の「適正」すら知らない人であれば、さらにそれの傾向は増すでしょう。

だって、適正を知らないなら「できるだけ」に傾きやすいから。

本当は短期的に劇薬を含むのでなく、おだやかに日々の食事や運動や生活を整えるのが体にも心にもやさしいはずなんだけどね。

 

「資産」についても、そうです。

本来は、自分が一生おだやかに暮らせるに十分な資産があれば、いいはず。

だけど不安だから、「いまのうちにできるだけ稼いでおく、貯めておく」「心配だから運用して増やそう」「株や、こないだ聞いた運用はどうだろう」といろんな無理をしたり、劇薬を取得しようとする。

息子に、娘にできるだけ残してやりたい、老後貧乏になりたくない。

思いは色々とあるでしょう。

でも、適正を知らず、とにかくため込む姿勢に心の安寧はなさそうですよね。

 

過不足なく満たすためには、適正を知ること。

そして不安に荒れ狂う心と対峙すること。

恐らくその不安は、自分自身を正しく信じることができないこと、自分の不安を正しく分析できないことに起因します。

自分の導きだした「適正」に自信が持てないから、もっとと望む。

今の自分の不安に目を背けているから、不安に押し切られるように「劇薬」にすがる。

結局これまで、自分が不安にとらわれてしてきて行動はそういうことだったなと、振り返ります。

 

よりよく生きたいとは思うけど、まずしあわせでありたい。

過不足なく満たせるよう、こころを整えたいと思う今日この頃。

・・・そうは言っても「適正」「適量」は、難しいものです。