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絶望する側が戦いに勝つことがよくある

ヴォルテールの言葉なのだそうです。
人が執着を手放せるのが、絶望したときだから。
というような説明を本の中の登場人物が説明していました。
なんだか少し納得しました。


自分の直したい性格とか、生き方とか私は沢山あって。
頭でわかっているのに、それを日々の生活で変えるのは難しい。
でも何かの拍子で、絶望に近い状況、びっくりするほどの変化が起きた状況だからこそ、今までの執着を捨てらるかもしれないのは。
自分も似たようなことを体験したから、なんだか腑に落ちるのです。


絶望というのは、黒と赤。
目の前が真っ暗になる感情と、心が傷ついて真っ赤に染まるイメージをぼんやりとしていました。
でも私にとっての絶望は、そうではありませんでした。
心は絶望の存在の大きさに凍り、死んでしまわないようにひたすら日常を日常らしく営む。
。。。認めてしまったら、普通に生きていけないから、もうそれくらい限界だったから。
むしろシロに近い色をして、させていたような気がします。
まぁヘタレな私だから、それは本当の絶望ではなかったのかもしれないけどね。


絶望なんて本当は、ない方がいい、多分。
ただもしいつかまた、私の目の前にそれがあらわれたなら。
この言葉を思い出してみることにします。
私を守る盾の1枚分位になってくれるかは、わからないけれど。