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そうじが少し好きになったわけ

昔、家事のなかで一番キライなのが掃除でした。

完璧主義の私は、始めてしまえばつい徹底的にやってしまい、やるたびにへとへと。

シゴトして、家事して育児して、そんなことやってたらそりゃ無理ゲーです。

 

そんな私があるとき、そうじが「嫌いでなくなった」きっかけ。

それは多分、冷蔵庫周りをきれいにしたときです。

当時は冷蔵庫にマグネットを貼ったり、横に隙間収納やら物があったり、冷蔵庫回りがごちゃごちゃしていました。

それをどうして思い立ったか、きれいにしてみたんです。

マグネットはすべて撤去。

隙間収納も撤去し、冷蔵庫回りはすっきり美しくなりました。

 

そしたらね、なんかその景色を見たらすご~く心がおちついて。

ココロが静かになったんです。

あ、このカンジ好きだわと思いました。

どうやらワタシ、ストレス耐性が低くて「色」とか「ごちゃつき」にものすごく心の容量を持っていかれるタイプのよう。

だから、すっきりした色、すっきりした景色で生活すると、余分なものが心に流れ込まない感覚になります。

冷蔵庫回りの掃除で、初めてそれに気づいたわけです。

 

もちろん、相変わらずやりたいことだらけ、やるべきことだらけで、びっくりするほど掃除が行き届くなんてことはないんだけど。

少しずつ掃除スキルは(多分)あがり、今は洗顔後に5分洗面回り拭きとか、出がけに15分開いたら掃除機全室(5分ならリビングだけ)とかこまめに少しずつやるなんてこともしています。

お掃除上手な方は当然なんだろうけど、私にしてみたらすご~いことなんですよ。

 

おもしろいのは、疲れない程度のこまめな掃除は「今を生きている」カンジまで得られること。

どちらかというと未来を心配し、過去にくよくよする私は、いつも「今を生きていない」という漠然とした罪悪感と生きていたように思います。

でも、ちょっと時間が空いてどこかを整理していると、今を生きている感を感じられ、しかも心もなんだか整理されます。

 

掃除しないくらいで死なない。

確かにそれは嘘じゃないんだけど、私の場合、少し掃除した方が自分のしあわせにはちょうどいい。

自分の空間と、自分のこころってやっぱりつながっているのかもしれないなと思う今日この頃です。